
EC事業者必見!通販物流をアウトソースするメリットとは?
2021年2月9日
スマートフォンの普及や在宅時間の増加に伴って、インターネットでの買い物の需要が高まっていることもあり、
昨今多くの企業がEC業界市場に参入し、ECの市場規模は年々成長してきています。
今回は、そんなEC物流について取り上げてみます。
ECとは
ECとはElectronic Commerceの略で、電子商取引、つまりはインターネットを介して行われる商品や
サービスのショッピングのことを指します。「ネットショップ」「インターネット通販」等の言葉を
総称したものがECであると考えれば良いかと思います。ECは店舗へ足を運んで商品を購入するのではなく、
インターネット上で商品の売買が行われます。
取引の種類は大きく次の3つに分類されています。
- 企業間取引:BtoB
- ネットショップに代表される、企業⇔消費者間の取引:BtoC
- オンラインオークションに代表される、消費者間取引:CtoC
インターネット上で買い物をする場合、物流というと商品を購入者の手元に届けるための
「配送」に注目しがちですが、その他にも「在庫保管」、「流通加工」、「発送業務(商品梱包)」なども
不可欠な対応となります。EC物流は、それら一連のプロセス全体を指すものとして考えられています。
EC物流の特徴とは
EC物流は大きく次の4つの特徴が挙げられます。
1)1件あたりの物量が少ない
ECは個人顧客への出荷が主となるため、1件あたりの注文数は少ないのが一般的です。
健康食品や化粧品など、定期的に消費されるような商材は、「定期購入販売」を行っていることもあり、
毎月の注文数が一定数得られます。
2)ギフト対応が求められる
ECでも贈り物として送付したい等「ギフト対応」の需要も特徴の一つです。
ギフトの内容としてはのし掛け、ギフトボックス、ラッピング、リボン掛け、メッセージカード、名入れ等、
様々な種類があります。各オーダー/顧客に合わせた対応を行わなければならず、
出荷作業の際はミスのない対応力が必要となります。
3)スピーディーな出荷対応が求められる
商品を注文してから届くまでが短いことは購入者の満足度向上に繋がります。
「受注カット時間をどこまで延ばせるか」「納品リードタイムの短縮」を考慮することがポイントになります。
4)顧客ごとの販促対応
ECでは顧客満足度を高め、固定客を増やすことがビジネスの安定に繋がります。
よく導入される事例として、顧客のランク(購入頻度や購入金額)に応じて、異なるチラシやノベルティを
同梱することが挙げられます。こうした個別対応が求められるのもEC物流ならではです。
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EC物流業務をアウトソースするメリット
EC事業者は物流業務を内製化されているお客様はアウトソースすることで「コストアップしてしまう」、
「自社の物流が見えなくなくなってしまう」等ためらいを感じていないでしょうか。
アウトソースすることでどんなメリットが得られるのでしょうか。
1)業務効率化
自社で出荷対応をしている場合、物量が一時的もしくは恒常的に増えた時に従来の業務に
手が回らなくなること多くあります。この状態が続くと、売上を上げるための施策に十分な時間や人材を
充てられなくなり、伸びていた売上が停滞することにもなりかねません。物量が一定量を超えてきた場合は
専門の物流会社にアウトソースするほうが効率的と考えます。
2)品質向上
ECでは梱包不備、誤配などのトラブルがあった場合、購入者の評価が直接的に商品やブランドへの
評価に繋がるため、商品が購入者の手元に届くまで高い物流品質が求められます。
物流品質も直接顧客満足度の向上やリピート購入に繋がることがあり、売上にも影響すると言えます。
豊富なノウハウや経験をもつ物流のプロフェッショナルに依頼すれば、高品質のサービスを提供してもらえ、
結果として顧客満足度の向上に繋がると考えます。
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