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輸入遅延などの国際物流の混乱をどう切り抜ける?

2022年2月24日

昨今、商品や原材料の輸入遅延の影響で、商品が販売休止となるニュースや話題をよく耳にするようになりました。こうした輸入遅延は、商品の販売機会を逃してしまうことにつながり、海外から仕入れ・輸入をしている企業にとっては大きなダメージです。

今回は、なぜこのような国際物流の混乱が起こっているのか、またその影響と、これからどのようにこの混乱を切り抜けていけばよいのかについてまとめました。

 

なぜ国際物流の混乱が起きているのか

国際物流の混乱が起こっている背景として、新型コロナウイルスの感染拡大が大きく影響しています。

2020年の新型コロナウイルスの影響による世界の需要変化について、以下にまとめました。

 

2020年 上半期 

・新型コロナウイルス感染拡大による各都市のロックダウン等で需要減少

・「巣ごもり需要」というコロナ禍特有の「需要変化」が発生

・この変化で下振れした製品群の生産が落ち、結果として関連する原材料や部品等が停滞

 

2020年 下半期 

・コロナ禍の落ち着きに伴うロックダウン解除等による需要の増加

・これにより、巣ごもり需要の「逆転変化」によって下振れしていた製品群の需要が急拡大

・結果、そうした製品群の供給が追い付かないことによる「需給ミスマッチ」が発生

 

このように需要の著しい変化があったことに対して、物流・輸出入がうまく機能しなかったために、国際物流の混乱が起こったと言えるでしょう。

 

なぜ物流が機能しなかったか、この大きな要因は、海上輸送における「コンテナ不足」問題です。

港湾に関わる労働者の新型コロナウイルス感染者が増えたことで労働力不足が生じ、貨物の滞留や空コンテナの内陸停滞が発生したことで、コンテナ不足に陥った結果、輸入遅延や海上運賃の上昇といった国際物流の混乱が発生しているのです。

 

コンテナ不足問題について、詳細は以下ブログをご確認ください。

ブログ「世界的なコンテナ不足と海上運賃の高騰はなぜ起きているのか?」

 

 

荷主企業の物流やSCMへの影響

2021年12月、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は、コンテナ不足等に起因する物流、サプライチェーンとSCMの混乱における問題および取組みや課題に関するアンケート調査を行いました。

物流やサプライチェーン、輸出入への影響に関する調査結果を、以下抜粋してまとめています。

 

物流、サプライチェーンと経営、SCMへの影響について

・経営(売上・利益等)における影響度

影響が大きいと回答した企業は7割以上であり、耐久消費・生産財消費財(※)の双方の経営に大きな影響を与えていることが分かります。

 

・原材料等の調達における影響と具体的な影響内容

原材料等の調達に関しては、消費財に比べ耐久消費・生産財の方が影響が大きいことが分かります。また、具体的な影響内容については、「品薄」と「高騰」と回答した企業が、耐久消費・生産財では8割以上、消費財では7割以上という結果となっています。

 

輸出入への影響と状況

・船のアロケーション(スペース確保等)の状況について

船のスペース確保に関しては、コンテナ不足の影響が大きく出ており、多くの企業が「確保が難しい」と回答しています。業種別に見ると、耐久消費・生産財の方が、消費財に比べて「確保が難しい」と回答した企業が多いという結果でした。

 

・輸出入における輸送モード(海上と航空の割合等)の変化

輸送モードの変化については、業種別での違いが大きく表れた結果となっています。消費財では輸送モードの変化の影響が「大きい」と回答した企業がなかった一方で、耐久消費・生産財では半分以上の企業が輸送モードの変化の影響が「大きい」と回答しています。これは、海外販売比率が高い耐久消費・生産財の「輸出型企業」への影響が特に大きくなっていると推察されています。

 

<アンケート調査について>

・調査方法:メール案内、WEB回答方式

・調査期間:2021年12月14日~12月24日

・調査対象:JILS会員企業 荷主企業の会員登録者 310名

・回答状況:有効回答社数 62社

・回答社の属性(業種):製造業 52社、流通業 8社、その他 2社

 

(※)サプライチェーン等の特性が異なるため、耐久消費・生産財と消費財に分けて結果をまとめている

耐久消費・生産財に集約した業種:38社

製造業(化学、ゴム・皮革製品、ガラス・土石・窯業、鉄鋼、非鉄金属、機械器具、電気機械器具、輸送用機械器具、精密機械器具、物流用機械器具、その他の製造業)

消費財に集約した業種:24社

製造業(食品)、卸(食品卸、商社等)、小売

 

アンケート調査結果の詳細は、JILSがまとめている以下資料をご確認ください 。

国際海上輸送を中心とした国際物流の混乱に伴う荷主企業の物流、サプライチェーンとSCMへの影響 アンケート調査結果《詳細版》

 

【参考ページ】

国交省、国際海上コンテナ輸送逼迫に関わる海外港湾状況レポートを更新「国際海上輸送のコンテナ不足等を発端とした問題と取組み-物流、サプライチェーンとSCMの動向」

(日本ロジスティクスシステム協会:JILS)

 

 

サプライチェーン全体の見直しの必要性

JILSの調査結果からも、国際物流の混乱は、多くの企業の経営や売上、物流等に大きな影響を与えていることが分かります。では、こうした混乱に対してどのような対策を打っていけば良いのでしょうか?

具体的な対策としては、以下のようなことが挙げられます。

 

1)組織の見直し・再編 

・海外市場の需要動向を早期に把握できる体制づくり(情報の一元化)

・物流業務の機能集約

 

2)調達・生産の見直し 

・調達先の変更、発注単位の変更

・調達・生産方法の見直し(2 拠点購買、2拠点生産の実施、等)

 

3)在庫に関する見直し 

・在補保有数量の見直し(生産継続のために原材料の在庫を増やす、等)

・在庫量を確保する体制・仕組み作り(自社保管スペースの拡張、門前倉庫の設定、等)

・在庫管理レベルの向上のための取り組み(システム化、等)

・取引先との需給調整

・受注から納品までのリードタイム調整

 

商品の販売機会を逃すことなく、安定的な供給体制を整えるためには、在庫量確保のための物流倉庫の設置や、調達・生産の2拠点化の見直し等、物流の一部分だけではなく、物流・サプライチェーン全体の見直し・対策が必要だと言えるのではないでしょうか。

 

鈴与では、門前倉庫・VMIセンターのご提案や、 “清水港を利用したワンストップ物流サービス”による輸入から納品までのリードタイム・コスト低減のご提案等、お客様のお悩みを改善できるような課題解決提案を行っております。

サプライチェーン全体の見直しをご検討されている方は、ぜひ一度鈴与へご相談ください

 

▼関連資料:物流コスト・リードタイムを低減するための3つのポイント

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▼関連ブログ:物流見直し|物流拠点の見直しでコスト削減!倉庫の最適立地とは?

 

 

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