化粧品物流の課題はこんなところに隠れている!?
2019年5月28日
突然ですが、貴社における現状の物流課題は何でしょうか?
『○○に困っている!』『△△を改善したいと思っている!』というように、既に明確に課題と感じていることもあれば、
実は課題が隠れている(当たり前になっていて課題だと感じていない)こともあるかもしれません。
今回は、実際に弊社にご相談があった内容を中心に、実はこんなところに物流の課題が隠れているかもしれない
ポイントについてお話しさせていただきます。
1.在庫管理
1-1【現状】 委託先が複数に分かれていて、在庫が分散化している。
◆「BtoB/BtoCどちらか一方しか対応してもらえない」「化粧品製造業ライセンスをもっていない」
「輸出対応できない」等 の理由で、倉庫を分けて運用している。
◆ 委託先が化粧品製造業をもっておらず、別の倉庫に委託している。
1-1【課題】
◆ 在庫のコントロールや問い合わせ等の対応が煩雑になっている。
◆ 横持ちの費用が発生している。
1-2【現状】 リアルタイムで倉庫にある在庫数が把握できない。
1-2【課題】
◆ 物流センター担当者に都度連絡をして確認をしなければならないので時間がかかる。
2.ロット/期限管理
【現状】 先入れ先出しで出荷はしているが、ロットまでは管理できていない。
【課題】
◆ SKU毎のロット/期限のトレースができていない。
◆ 納品先毎にロット/期限を指定して出荷をしたいができていない。
3.輸出対応
【現状】 輸出書類の作成に手がかかっている。
【課題】
◆ 煩雑な輸出書類の作成対応に多くの時間を割いている。
最近よくお問い合わせいただく物流課題を紹介させていただきましたが、
貴社物流でも同じような課題が上がることがないでしょうか。
その他、『配送コストを抑えたい』『配送リードタイムを短縮したい』『物量増加でスぺースが不足している』
というような課題についてもお問い合わせをいただきます。
自社の物流を整理してみると、今までに気がつかれなかった課題が見つかるかもしれません。
ぜひ一度、貴社の物流の見直しのきっかけにしていただければと思います。