
流通加工のアウトソース!業務負荷軽減&顧客満足度UPをねらいませんか?
2020年8月19日
「流通加工」という言葉を聞かれたことはあるでしょうか?
一般の方にはなじみのない言葉ですが、あらゆる商品が「流通加工」された状態で、皆さんのお手元に届いているはずです。
ここでは流通加工全般について、さらには化粧品における流通加工について少し考えてみましょう。
流通加工ってどのようなことをするの?
流通加工とは、流通の過程において商品に様々な加工を施し、商品価値を高める作業を指します。
流通加工の代表的な作業として、以下のようなものがあげられます。
1 .ラッピング
クリスマス、誕生日、お歳暮・お中元などのイベントに合わせて商品を包装すること
作業例:包装、リボン掛け、熨斗掛け、シュリンクラップ
2.検品・検査
商品の内容が規格通りか安全性・品質を確認すること
作業例:官能検査、ダメージ検品、打検
3. セット組み
単品の商品を販売用の箱や袋に複数商品詰めること
作業例:詰め合わせ、荷姿変換(〇本セット)、付属品のセット
4. 貼付
商品の販売に必要なラベル貼付を行うこと
作業例:品質表示、成分表示、アテンションシール貼付
5. 印字
商品の販売に必要なロットを印字すること
作業例:製造ロット、賞味期限、使用期限、シリアルナンバーの印字
6.封入
商品本体とは別に製品冊子や販促用チラシを入れること
作業例:チラシ、取扱説明書等の封入
鈴与は、多様な商材に対して、上記のような流通加工実績があります。
流通加工のアウトソースにはどんなメリットがあるの?
従来、このような流通加工で行われる作業は、商品を製造する生産者や、商品を仕入れ・販売する
小売店や通販事業者が行っていました。しかし、これらの作業は手間がかかるのでアウトソース(外部委託)することで、
生産者にとっては、製品の生産に注力でき、流通加工に掛かるコスト(人員や作業スペース)の軽減ができます。
また、販売者にとっても、商品が加工済の状態で納品されるので、仕入から販売までのリードタイムの短縮が可能となり、
さらに作業の手間を省いて販売に専念ができます。
このような理由から、流通加工作業をアウトソースする需要が増えています。
鈴与では、自社開発のWMSの機能を利用した流通加工作業サービスを提供しています。
こちらの機能を使えば、出荷時にセット組みを行うため、必要な分だけ加工作業を実施し、余剰なセット在庫を持つ
必要がなくなります。詳しい内容に興味を持たれた方は、ぜひお問合せください!
化粧品への流通加工の注意点は?
あらゆる商品が市場に出る前に、流通加工作業がされていますが、「化粧品」への流通加工では注意が必要です。
化粧品への流通加工は、検品、ラベル貼り、値札付け、シュリンク作業、セット梱包などがありますが、
特に輸入化粧品を取り扱う場合は、医薬品医療機器等法(薬機法)で『化粧品製造業』が関係するため、
ラベル貼付作業に際しては、「化粧品製造業」というライセンスが必要となります。
また、化粧品を海外へ輸出される際にも国によっては必要になります。
▼化粧品製造業についての詳しい説明はこちら
薬機法にあたる流通加工作業をアウトソースする場合は、製造業ライセンスを取得している業者を起用する必要があります。
鈴与では、全国に薬機法ライセンスを取得した倉庫を保有しております。
※化粧品・医薬部外品・医療機器製造業(包装・表示・保管)
※化粧品・医薬部外品製造業(一般区分)
化粧品製造業を自社で対応されている場合の外部委託や、輸入化粧品の取扱い、
化粧品の海外輸出をご検討されている方は、一度弊社までお問合せください!