
物流アウトソーシングを利用してコアビジネスに集中しませんか?
2020年9月30日
EC事業者の方が多く使う「発送代行」という言葉は、一般的には荷物の発送を含めた物流のアウトソーシングの
ことを指します。コロナ禍でECの利用が増加する中、これまで自社で行ってきた発送作業のアウトソースを
検討している事業者が増えています。
ここでは、発送代行サービスを利用するメリット、さらには化粧品を発送代行する場合の注意点をご紹介していきます。
発送代行とは?
発送代行とは、単に商品の発送を代行するだけではありません。
商品を適切な管理方法で保管し、小売店や個人の顧客などの指定された場所に発送するまでの、一連の業務を
行うことが発送代行サービスです。請負う業者によって異なる場合もありますが、物流業者は以下のような業務を
行うことが可能です。
「入荷」仕入れた商品を検品し、倉庫に保管すること
「保管」商品の品番やロット番号、数量を適切な方法で管理すること
「流通加工」商品にラベル貼りやセット組みなどの作業を施すこと
「ピッキング・梱包」受注オーダーに基づいて商品を発送用に梱包すること
「発送」商品を指定された場所に宅配業者を通じて届けること
「在庫管理」商品のモノと情報の流れをシステムを利用して管理、サポートすること
このように発送代行とは、仕入れた商品が顧客に届くまでの中間的な管理のすべてを行うサービスです。
▼流通加工についての詳しい内容はこちら
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▼物流システムについての詳しい内容はこちら
「お客様の安心・安全をサポート !期限やロットの追跡管理はできていますか?」
発送代行のメリットとは?
発送代行に物流の業務を委託すると、製品の保管、包装、梱包、データ管理、出荷までの業務を一括で委託できます。
このことによって得られるメリットを3つご紹介します。
①出荷量が多くても発送作業のミスが最小限に
少人数で発送代行作業を行っていると、誤発送などのミスや作業の遅れなどが生じ、お客様への満足度が低下する
恐れがあります。物流業者は発送作業を効率的かつ正確に行うための作業環境を整え、専用のシステムで運用を
行っています。鈴与では出荷量の波動にも対応ができ、確実な発送・納品が可能です。
②コアビジネスの商品企画・販売業務に専念できる
ECサイトの売上が伸びるにつれて、それに合わせて発送作業にも人員・スペースが必要となります。セール期間などに
大量のオーダーが入る度に社員総出で出荷作業を行うなどは、出来れば避けたいものです。発送代行業務をアウトソース
していれば、商品の発送作業に貴重な人員や時間を割くことなく、コアビジネスである商品企画や販売業務に注力し、
更なる事業拡大に取り組むことが可能です。
③発送代行費用が変動費に
自社で発送代行を行っていると、人件費・設備費・スペース費用が固定費として負担し、見える化されていません。
しかし、物流業者にアウトソースすれば、発送代行に関する費用は売上に応じた変動費となるため、
キャッシュフローの改善に繋がります。
化粧品の発送代行サービスを選ぶ時のポイントとは?
化粧品を取扱っているEC事業者の方が発送代行業者を選ぶ際には注意が必要です。
化粧品の保管やラベル貼り、セット組みなどの流通加工作業を行う際、特に輸入化粧品の場合は、
医薬品医療機器等法(薬機法)で『化粧品製造業』が関係するため、化粧品製造業許可のライセンスが必要です。
▼化粧品製造業についての詳しい説明はこちら
鈴与では、全国に薬機法ライセンスを取得した倉庫を保有しております。
※化粧品・医薬部外品・医療機器製造業(包装・表示・保管)
※化粧品・医薬部外品製造業(一般区分)
EC事業者の方で、化粧品の発送代行を検討している方、輸入化粧品の取扱いを検討されている方は、
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